ぜんぶ繋がっている、結局は「自分」

大学生のころ、当時付き合っていた彼氏に

「もったいないよ!mitsuは頭いいんだから、もっと勉強すればいいのに!」

って本当に何度も言われた。

 

でも私は今よりもっとプライドがチョモランマ並に高くて、

なんで指図されなきゃいけないんだろうと思って

「言われたくない」とよく喧嘩になった。

喧嘩するのはいつもその話題だった。

 

勉強する必要がある時は自分でちゃんと頑張っていたし、

無理するのも苦労するのも好きじゃなかったし、

でも絶対やり遂げると自分で決めたものは

苦労して努力しても、そもそも全く苦じゃなかったから

頑張れてやり遂げていたし、

親から勉強しろと言われたこともなかったから

人から言われるのが意味分からなかった。

 

 

就活の時、自己分析と他者による自己分析をして、

自分の悪いところをボコボコに人から指摘してもらい、

それでプライドはボキボキに折ってもらって、

自分の外側に着いてたエゴとか見栄をゴリゴリ削ぎ落として、

それですごくスッキリして、人生が格段に生きやすくなった。

 

でも、器用貧乏なのは変わってなくて。

面倒なのも嫌いだし。

 

 

 

どうなんだろう。

自分のフィールドはここら辺って受け入れてるから

無理しない、自分が努力出来る範囲で努力して、

掴み取った中小企業の内定で、

自分が応募して選考が進んだ中では第一志望だったから。

入社して大変なこともたくさんあったけど、

「きちんと交渉ができる」上司や先輩たちと仕事ができて

自分の夢も叶ったから。

 

「ちょっと就活対策したら

自分の希望通りの就職ができた」っていう実績があるせいで

それなりに準備すれば、

「小手先の器用さ」で

なんとかなってしまった、むしろいい結果が残せてしまったという

無駄な成功体験があるせいで、

「このままで問題ない」と思ってるんだよなぁ~

 

自分のレベルは理解しているつもりだから、

いわゆる大企業にはエントリーすらしなかった。

だけどこれはもしかしたら、挑戦して失敗するのが嫌だからという

プライドの高さ・自己肯定感の低さゆえかもしれない…?

 

自分の「上手いことやる」っていう効率重視な思考と、

面倒くさがりな性格と、

器用貧乏さが

全部合致してるんだなぁ~

 

いや、面倒くさがりな性格だからこそ

上手いことやるっていう思考になって、

それを器用貧乏さで乗り切ってきたのかな…

でもそれで自分の希望をそれなりに叶えてきたから…

 

 

 

 

 

けれども、じゃぁ当時、毎日最高に楽しかったかって聞かれると、

全然だった!笑!

メンタルやられて、家に帰ると理由もなく涙が出てきて泣けて止まらなかったり、

十二指腸潰瘍になって、1年くらいずっと薬飲んで、胃カメラして…とかだったし!笑

(しかもそれを「頑張ってきた証!」「武勇伝」「不幸自慢」みたいに思ってるな)

 

 

 

面倒くさい、自分の興味のないことを勉強するのが本当に苦痛。

 

でも、それを頑張ると、自分の理想が叶うとしたら?

もっと人生を楽しみたいと思っているのなら、

自分のためになら頑張れるわけだから。

 

もしかしたら、過去の第一志望は、

自分のレベルを理解しているからではなくて、

プライド高くて傷つきたくないから、

「無理のない範囲の希望・願望」を設定してた可能性もある

 

自分の願望・希望・理想みたいなものを

もうちょっとちゃんと考えたほうがいいのかもしれないな。

 

自分との対話が実はちゃんと出来ていないのかもしれない。

 

どうなりたいか、

そのためには何が必要か、

そもそもどうしてそうなれていないのか、

 

 

自分のこと、全然知らなかったなぁ。。。